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子育ての為に考えたい物件の条件

2019年07月26日
きれいな部屋

大人だけの世帯の場合と異なって、子供のいるファミリー向けの物件探しをするときには、抑えておくべきポイントが幾つかあります。エリア自体が子育てしやすい環境であることや、多少子供が走り回っても階下や隣室への防音面を配慮した構造であること、周辺の治安状況や防犯など、考慮するべき条件の多さに頭を悩ませるのではないでしょうか。そこで子育てを前提にした家探しにおける、エリア選びや物件の間取りなどについて検討してみましょう。

地元やその周辺のエリアであれば地元の事情に通じているので、子育てに向いたエリア選びに困ることはないでしょう。しかし土地勘のない場合には、インターネットを活用して情報を集めることが大切です。また各種の子育て支援制度の概要について、自治体のホームページなどを参照すれば手続きや助成内容などを確認することができます。

希望のエリアが固まってきたら、治安状況などについても気になるところです。治安面の情報については、実際に住んでみないと分からない部分もありますが、間取りの傾向や周辺の施設の立地状況などから、ファミリー向けの家探しに必要な情報を推認することも可能です。ファミリー世帯が多く集まる地域の特性としては、学校や幼稚園や学習塾などの教育機関が揃っていて、子供が安心して遊べる公園などが整備されており、物件的には3LDK以上の間取りが多いなどの傾向が見られます。幼稚園や小学校から高校などの年齢や学年に応じて必要になる学校や教育機関などが充実していれば、さほど遠方まで通学圏を想定する必要がなくなります。もっとも、学年が上がるに従って、エリア外の学校に通学する可能性も考慮しなければなりません。通勤のためでなく、通学のおりに自動車で送迎する必要に迫られれることもあるので、少なくとも自動車の交通に便利な道路整備がされているか、徒歩圏内に駅があるなどの交通アクセスも気になるところです。

防犯面では周辺の道路の人通りの動向などにも、注目するべきポイントです。人通りが多すぎても少なすぎても防犯面では、懸念材料になります。人通りが少ない場所にある公園などは、不審者が身を隠すことができる場所が存在している場合もあります。特に年齢が小さいうちは、大人にとっては問題がないように見えても、不審者にとって都合のいい場所というのは案外数多いものです。子育ての上では、実地に足を運んで周辺の治安・防犯面での条件を確認しておくことも求められるといえます。